前回の記事で山頂の寺院は高いところにあって遠いとお分かりいただけたかなと思います。
あの上にたどり着くには、777段の階段をのぼらなければいけないー
ポッパ・マウンテン・リゾートからポッパ山の麓に戻ってきて、自由時間は1時間くらいだったと思います。(1時間半あったかな・・・)
まじか、いける?って思ったけどいけた(頑張った)
何気に階段がある山の下にたどり着くまでにお土産屋さんとか色々あって、ちょっと迷いましたー
ポッパ山(タウン・カラッ)の山頂を目指す
階段、777段あったんだって!
あとで調べてわかりました。
寺院なので、階段登るのも裸足です
なんかめっちゃお猿さんがいました。
日本猿に似てるけど、しっぽが長い。
猿の餌が売ってて、それを食べてます。
はじめは可愛いと思って写真撮るんだけど、結構うろうろしててちょっと怖かったかも
時間がないし、階段必死に登りました。
確かにしんどかったのですが、途中にたくさん神様が祀られていて。
それを見るのが面白かったです。
ナッ信仰とは
ポッパ山はナッ神信仰の総本山。
ナッ神信仰は土着の精霊信仰のことだそうです。
ミャンマーは仏教国なのだけど、こういう民族宗教もある。
ナッ神信仰は日本でいう神道的なものだと認識してます。
私自身は一応(無宗教に近い)仏教徒だけど、寺も神社も行くし。
根本には神道の文化を持ってると思うのでそういう感じかなと。
ナッ神様たちは元々人間で、すごい力を持ってたとか可哀想な亡くなりかたをしたとかで神様になるらしい。
日本的に考えると、天満宮では菅原道真さんが祀られてるとかそんな感じ?
ナッ神様
この方、神様なんです。
昭和の俳優さんみたいじゃないですか?
上の神様と同じ人なのかな?歌謡曲とか歌ってそう
なんかめっちゃお金飾られてるんですよね
こんなにお金を飾られてたら、煩悩だらけな感じがするんだけど。
お札だからそう見えるんですかね?
お賽銭みたいな感じなのかな・・・
右の神様とかお札握りしめて喜んでるように見えてしまう
ボーミンガウン
ポッパ山でたくさん祀られてる厳つい見た目の昭和俳優みたいな神様ですが、ボーミンガウン様というお名前で、60年ほど前までポッパ山で修行されていたウェイザー(錬金術師)なのだとか。
この方はタバコが好きで、お札とタバコがたくさんお供えされていました。
仏像?も、タバコを持てるように、くわえられるようになってるの。
この見た目でお札とタバコに囲まれてたら、迫力あるなぁ・・・
神様なんだよなぁー
私はポッパ山でしかナッ神様たちをみてないと思うのですが、他にもたくさんいて。
それぞれ個性豊かで人間味あるみたいです。
札束持ってタバコくわえている神様がたくさん祀られてる時点ですごいなと思ったけど
そういえば、ポッパ山にめっちゃ化粧された感じの女神様像もあった気がするなぁ
後光が輝く仏像たち
あとミャンマーでよく見る、後光が(電力で)輝いてる神々
どうしてこうなったんでしょうね
めっちゃ輝いてるけど
ヤンゴンあたりから仏像の後光が輝いてたと何度か書きましたが、ミャンマーの仏像はたいていこういう感じで祀られています。
上の写真は仏教の仏像ですよね?金色の、特に右側はそうだと思うんだけど
あと、お金を仏像の手に持たせる傾向がある
ナッ神様も丸めたお札を両手に持ってました。
この左の仏像も指の間にお札がはさまってるの見えますか?
右の仏像もお金もってるけど
ミャンマーの神々はお金をめっちゃ持たされてるし電飾で輝いてる
これがミャンマースタイル
ミャンマーでは普通の光景
日本人からしたら違和感が結構あるし、
え、いいのこれ?って思ってしまうんだけども
ミャンマーの人たちはめっちゃ真面目にお参り、お祈りしてるし、お供えしてるし
信仰は厚いと思う
ミャンマーの人が日本にきてお寺に行ったら、
仏像が輝いてない!ちゃんとお祀りされてないの?
って思うのかなぁ?
全部の仏像が電飾で祀られてるわけじゃないし、思わないか(笑)
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